さいたん
先日、某所で話題になっていたこちらの本を読んでみました。
「仕事ができるやつ」になる最短の道 / 安達裕哉 著
いまさら仕事が出来る云々の本か、とも思ったりしたのですが、内容は腑に落ちるところが多くて面白かったです。
以下、内容から心に残った部分を引用。
アクションとアウトプットについて
- 「やってみたい」は迷信、「やってみた」は科学
- アウトプットを中心に据えると、スキルアップのスピードが大きく変わるという話
- 目標を設定することは、とても大事だけど、同時にとても怖いことだ
技能向上について
- 「いい曲をつくりたければ、人よりたくさん曲をつくるしかない。効率の良い方法はあるかもしれませんが、だからといって、技能の向上に必要な時間が3年から1年になることはない」
- 「今日から毎日1時間練習すれば、1年後には何もやっていない人よりも365時間分、高い技能を身につけられる。10年なら4000時間近く。これはもう絶対に追いつかれない。それが、『卓越する』ということです」
- 結局のところ、仕事の能力を向上させるのに近道はなく、時間をかける他はない。
成果について
- 成果を出している社員は、本質的には「いまの会社の事業、商品」がその人の能力とマッチしているというだけの話だ。
- 成果を出している人は「いま、私は運が良いだけだ」と考えなくてはならない。実際そうなのだから。
努力について
- つらい努力は長続きしない、というか、そもそもそれは単なる「苦痛に耐えている」であって、実は努力ではない。楽に努力をすること、努力を継続するための工夫も含めて「努力」と呼ぶ
- 結局のところ、「努力する才能」なんてものはない。そこにあるのは工夫だけ。彼は「『努力せよ』はダメだ。『努力する方法を見つけよ』と言った。そこには精神論は存在しない
端的に言えば、
- 適切な目標を設定し、
- アウトプット中心に効率的にスキルアップする方法と、
- および楽に努力/継続できる方法を考え、
- あとはひたすら時間をかける
といったことが「仕事にできるやつ」になる最短の道 (の1つ) となりそうです。
(本の中では、他にもいろいろ紹介している)
(*´Д`) 最短の道はあっても、近道はない。。。