東京オリンピック 陸上競技の個人的見どころ

東京オリンピック開幕まで、あと10日あまりとなりました。

 

すったもんだの末 ほとんどの競技は無観客となり、盛り上がりに欠けそう感は拭えないのですが、とは言え世界レベルの競技を日々観戦できる訳ですので、それなりに(というか非常に) 楽しみにしております。

 

で、自分の主たる興味は例によって陸上競技(特に長距離)なのですが、自分の注目している競技および日程、日本代表選手は以下となっております。

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7月30日(金)
 ・男子3000m障害予選
   三浦龍司 (順大)
   山口 浩勢 (愛三工業)
   青木 涼真 (ホンダ)

 ・男子10000m決勝
   相澤 晃 (旭化成)
   伊藤 達彦 (ホンダ)

7月31日(土)
 ・男子100m予選
   山縣 亮太 (セイコー)
   多田 修平 (住友電工)
   小池 祐貴 (住友電工)

8月1日(日)
 ・男子100m決勝

8月2日(月)
 ・男子3000m障害決勝

8月3日(火)
 ・男子5000m予選
   松枝 博輝 (富士通)
   坂東 悠汰 (富士通)

8月6日(金)
 ・男子5000m決勝

8月7日(土)
 ・男子1500m決勝

8月8日(日)
 ・男子マラソン決勝
   大迫 傑 (ナイキ)
   中村 匠吾 (富士通)
   服部 勇馬 (トヨタ自動車)
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メダルに一番近い存在としては、3000m障害代表の三浦龍司選手ではないでしょうか。基本的な走力、スパートのキレ味、安定感、ハードル適性等、それら総合して世界レベルであると思います。オリンピックの大舞台でも物怖じせずに勝負してくれると期待。

 

その次はマラソンかと思うのですが、とはいえ日本のエース大迫傑選手を以てしても、キプチョゲ等 世界レベルのアフリカ勢選手との力の差は依然大きく、互角に渡り合うのは正直厳しいかと思います。ただし今回は日本人選手にとっては日本国内開催(札幌)という地の利があり、一方 外国人選手らは日本への渡航や移動制限措置等 (で最終調整が意図通りに進まない可能性) といったハンディがあります。そこに日本人選手各々の強み、具体的には

  • 大迫傑の総合力と経験値
  • 中村匠吾の暑さ耐性と切替スピード
  • 服部勇馬の抜群の安定感

等の何れかがうまくハマりますと、日本人選手メダル獲得のワンチャンスが巡ってくるのではないかと考えております。ちなみにワンチャンスと言う意味では、特に当日気候がかなり暑くなってスローペースでレースが進んだ場合、終盤 中村匠吾が激走する展開があり得そう。

 

10000m に関しては 相澤・伊達という日本陸上長距離界の新エースらの世界戦になります。この10000m についてなのですが、自分の考えるところ、世界レベルで戦うには以下の3要素が世界レベルである必要があります:

  • 2分42秒/km程度で長時間押す基本走力
  • 急激な揺さぶり(意図的ペース上げ下げ)耐性
  • 圧倒的スピード切替能力 (ラスト400mを55秒とか)

相澤・伊達選手はどの要素も世界レベルに達しているとは言い難く、それ故にほぼほぼ間違いなく惨敗するであろうという予想しております。(その一方で、相澤・伊達ならもしかしたら何か奇跡を起こしてくれるかもしれない、といった淡い期待があるのもまた事実だったりする。。。)

 

 

 

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一方で 自分のワークアウトの方なのですが、直近1年ほどの月間走行距離を確認してみたところ、以下のようになりました:

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2020/05月: 74 km
2020/06月: 106 km
2020/07月: 107 km
2020/08月: 79 km
2020/09月: 100 km
2020/10月: 112 km
2020/11月: 96 km
2020/12月: 71 km
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2021/01月: 85 km
2021/02月: 71 km (寒すぎて距離減少)
2021/03月: 69 km (仕事多忙で距離減少)
2021/04月: 94 km
2021/05月: 70 km (雨が多くて距離減少)
2021/06月: 103 km
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このように最近は 気温や天気、仕事状況によって距離が減っておりまして、月間走行距離100㎞ の壁を感じおります。。。(8月はおそらく暑くてまた距離減少する)

 

自分の主観的感覚として、月間走行距離が70㎞程度まで落ちると、実際パフォーマンスが顕著に落ちてくる実感があります (走っていて体が重く感じて、スピードも出ない)。で、100㎞超えてくるとそれが改善する感じです。

 

ということで今後の大会で満足する結果を出すためには、月間走行距離100㎞ がひとつの目安なのですが(できれば120㎞とか)、天気や仕事繁忙、および時間的制限のある中でどうやってそれを達成するかが現在 ソコソコ頭を悩ませている課題であります。現在考え得るアイデアは以下。。。

  • ワークアウト回数を増やす (仕事時間とのトレードオフ、天候の影響は変わらず受ける)
  • 1回のワークアウト距離を延ばす (仕事時間とのトレードオフ、天候の影響は変わらず受ける、1回のトレーニング負荷がキツくなる)
  • 隙間時間のインドアサイクルでトレーニング代替する (ランと比較すると効果低)
  • ジムに加入して天候によらず走れるようにする (ジム料金がかかる、ジムに行くのが手間)
  • 5㎞等の比較的短距離のレースを目標にして、走行距離よりもスピード練習重視に切り替える
  • ワークアウトは趣味と割り切って、記録向上は諦める

 

なやましい。。