アルファとテンポ
【注:マニアックな話になります】
現在自宅の近所、徒歩2分くらいのところにコインランドリーがあるのですが、その中には 靴の洗濯機 & 乾燥機 が置かれております。(最近のコインランドリーには大抵あるっぽい)。
靴洗濯&乾燥の料金は以下の通り:
- 洗濯:¥200
- 乾燥:20分毎に¥100
で、最近 ランニング用シューズがかなり汚れてきたので、このコインランドリーでランニングシューズを洗ってきました。(シューズは自宅お風呂場とかでも洗えるっちゃ洗えるのですが、やはり自宅内で靴を洗濯するのは抵抗があるし、何より面倒)
その結果、以下のようにピカピカになりました。
\(^o^)/
このシューズは
「ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%」
という所謂 ナイキの厚底シューズでして、去年の10月に購入したものです。軽くて履きやすく、見た目もかっこよいので非常に気に入っております。
かっこよす。
前足部に入っている エアポッドが、このシューズいちばんの特徴になるかと思います。 ちなみにこのシューズを使っている方が「シューズを履くというよりも、武器を装着しているような気分になる」的なことを仰っていたのですが、確かにその気持ちは分かります。。。
ちなみにシューズ裏側 (左足) を見ると以下のようになっております。
購入してから現在まで約7か月でトータル約500km強 走ったと思われるのですが、前足部分と、踵の外側部分の摩耗が大きくなっております。前足部はフォアフットを意識しての着地、および蹴り出し時に削れているものでしょう。踵外側部分はジョグペース時の着地の影響かと思います。どちらも良くある摩耗箇所(?)かと思います。
このテンポ ネクスト%は 800km程度が寿命?と巷で言われているのですが、500km強でこの程度の摩耗になるので、800㎞は 確かに妥当なところかもしれません。
ちなみにテンポ ネクスト%の上級モデルとして、「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト% 」というシューズもあります。通称アルファフライ。
このアルファフライは 去年の東京マラソンで大迫傑選手、および今年のびわ湖毎日マラソンで鈴木健吾選手が それぞれマラソン日本記録達成時に使用していた、いわばマラソン向け最高峰のシューズになります。
以下、アルファフライとテンポネクストの比較。(赤字は優勢な部分)
アルファフライは 軽量性・反発性・クッション性が最高レベルの「Zoom X」という素材をソールに使用しておりまして、それゆえの最高峰なのですが、その一方で「Zoom X」は耐久性に乏しくアルファフライの寿命目安は400㎞程度になります。お値段も最高峰。
他方、テンポネクストはソールに「Zoom X」を使いつつも、それとともに耐久性に優れる「リアクト」という素材を踵部分に使用することで、耐久性が上がっております。しかしその分 アルファフライと比較して重量若干重め。
ということで自分の場合「アルファフライを履いてみたい」という想いを抱えつつ、でも高価で寿命が短くコストパフォーマンス的に微妙なので、比較的安価で寿命が長く練習とレース兼用ができるテンポネクストを使っている訳であります。(冒頭に書いた通り、見た目も気に入っている)
ちなみに自分、ランニングのトレーニング量が多くなるとすぐに脛や膝等のケガをする体質(注:ポンコツ、ガラスの足、スペランカー、等と呼んだりする)なのですが、ナイキの厚底シューズを使い始めてからケガが全く無くなりました。(テンポネクストの前は「ナイキ ズームフライ3」を使用)
今では「そもそもケガってどんなものだったっけ」といった感じで、ケガの概念自体を忘却しております。
ともあれ次回のレース(未定) に向けてトレーニング継続~